【名刺作成ガイド】データ入稿サポート
カラーについて

名刺の印刷時のカラー設定は、CMYKモードでお願いします。RGBで設定されていると、意図される色の再現が得られません。

カラーについて

カラーモード「CMYK」と「RGB」について

印刷データはCMYKモードで!

弊社にご入稿いただく版下データの色に関しましては、必ず『CMYKカラーモード』にてご指定ください。特色(DIC/PANTONE)・RGBなどの色指示は扱っておりません。 予めご了承下さいませ。

  • 市販のインクジェットプリンターでの色校正は注意が必要です!
    (インクジェットプリンターより色が薄くなる場合が多いです。)

市販のインクジェットプリンターで色校正された場合、上記CMYKの認定基準より、濃く印刷されるように設定されている場合が多く、実際ご注文され「思ってたより薄かった」といった事がしばしばございます。特に薄い色をお使いのデータの場合は、実際よりCMYKを10%程濃くして入稿されることをお勧めいたします。

RGBカラーとCMYKカラーは、それぞれの限られた色の範囲「色域」(カラースペース)の色しか扱うことが出来ません。RGBカラーとCMYKカラーでは表現できる色の範囲が異なり、RGBに比べCMYKでは狭くなってしまいます。 つまり、RGBカラーを使用して作成したデータを、印刷前にCMYKカラーに変換した場合、扱えない色は最も近い色に置き換えられてしまうために色の違いが起こります。(イメージされた色と、大きく異なった色で出力されます。)このため、プリンター等のカラー印刷機で使用されるCMYKカラーモードでデータを作成することが望ましいといえます。

作業中、フィルタ機能を使用するためにRGBカラーモードにされる場合もあるかと思いますが、最後には必ず画像モードをCMYKカラーモードへ変換してからデータをご入稿ください。

RGBカラーモードをCMYKカラーモードに変換すると
RGBカラーモード 【RGBカラーモード】
CMYKカラーモード 【CMYKカラーモード】
  • 『RGBカラーモード』の赤・緑・青を『CMYKカラーモード』に変換すると…上図のような色に変わってしまいます。カラーモード変換後、ご入稿前に、 必ずお色の調整をお願いします。
Illustratorとカラーモード

以前のAdobe IllustratorではCMYKモードのみでしたが、バージョン8.0よりCMYKとRGB両方のモードを扱うことが可能になっています。バージョン8.0では1つの書類でCMYKとRGBの両方のオブジェクトが混在することが出来た為、出力時のトラブルになることがあったようで、Adobe Illustrator9.0からは書類ごとにカラーモードを選択するようになっています。 <下図参照>

カラーモードのダイアログ

【ファイル】→ メニューの<新規...>で新規書類を作成した時のダイアログです。 新規作成の際には、ここでカラーモードを選択することができます。

カラーモード変更メニュー

作成中に変更する場合は、【ファイル】→ 「書類のカラーモード」→「CMYKカラー」を選択することにより、カラーモードを変更することができます。

CMYKカラーモードとは?

Cyan・Magenta・Yellow・blacK 色の3原色

白い光から赤、緑、青を除くと、藍(シアン=C)・赤(マゼンタ=M)・黄(イエロー=Y)が残ります。この3色を色の3原色と呼び、白い光から色を引き算をして表現するため、減法混色と呼びます。(色が混ざるほど暗く濁り、黒に近づいていきます。)プロセスカラー印刷では、この原理で色を再現しており、色の深みを出すために(CMYだけでは黒を美しく表現できないため)C・M・Yに黒(K)を加えます。これをCMYKカラーモデルといいます。

印刷ではこの4色のアミ点を重ね合わせることによって、写真やイラストを表現します。理論的にはシアン100%、マゼンタ100%、イエロー100%を重ねるとブラックになるはずですが、印刷のインキには物理的な限界(色材の不純物など)があるため、完全なブラックにはなりません。しかし、ブラックは写真の色などを引き締めたり、小さな文字、細かい線やシャドウ部分などの補正、インク量の節約や色の安定のために必要な色で、黒(K)を加えることでメリハリをつけています。

【加法混色】

加法混色 RGBカラーモード

【RGBカラーモード】

【減法混色】

減法混色 CMYKカラーモード

【CMYKカラーモード】

  • プリンター等のカラー印刷機で使用される【CMYKカラーモデル】とは、藍(cyan)、赤(magenta)、黄(yellow)、黒(black)によって色を表現しており、CMYKの色材(インク、トナー)を重ね合せて中間色を表現しています。

RGBカラーモードとは?

Red・Green・Blue 光の3原色

赤、緑、青(RGB)の3つの波長の光を、さまざまな強さ(光の強弱)で組み合わせた色の表現。この3色を光の3原色と呼びます。3色の光をそれぞれ100%で組み合わせると白、0%で組み合わせると黒となります。黒に光を加えて色を表現するので、加法混色ともいいます。(色が混ざるほど明るくなり、白に近づいていきます。)

RGBカラーモードの機器にはモニタ、スキャナなどがあり、それらは光源の種類やメーカーの技術の違い、機械の個体差により、その色の見え方には違いがあります。つまり同じデータでも異なるコンピュータやモニターなど、異なる環境で見ると色の見え方(色表現)には若干の差が生じることがあります。

光の3原色であるRGBはカラーモードは,そのままではインクを使うカラー印刷には使えません。印刷インクのカラースペースであるCMYKカラーモードに変換する必要があります。

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