名刺の印刷用紙の種類と選び方
用紙によってそれぞれ「光沢感」や「厚み」が異なるため、どの用紙を選ぶかによって名刺の印象は大きく変わってきます。ご用途に合った用紙をお選びください。
紙に光沢の有無の選び方
名刺の用紙には、光沢のあるものと光沢のないものがございます。
光沢あり | ツヤがあるため写真印刷が美しく仕上がります。ロゴマークがカラフルな場合や、多くの色をお使いの場合におすすめ。 | ミラーコート・プラチナ(強光沢) |
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光沢なし | 反射しにくいため印刷した文字が読みやすいです。文字主体でシンプルなデザインの場合。多くのお客様はこちらを選ばれます。 | マット紙 OKマシュマロ サンマット スーパーマットアートポスト ※テキスト入稿のみ |
白色度(紙の白さ)の選び方
一般に白色度が90%を超える紙は高白色紙と言われ、70%未満になると低白色紙と言われます。
紙の白さは年齢によっても感じ方が変わり、若い方は青色味紙をより白っぽく感じ、年配の方は黄色味のある用紙をより白っぽく感じられます。
ただし、見比べてみないとわからないもので、白色度が低いからといって白と感じれないわけではありません。
また、光沢の有無によっても感じ方が変わります。選択のポイントとしては、やや黄色味を帯びる「ベージュ」「オフホワイト」系の用紙を使うか、「ホワイト」系の用紙を使うかでご判断ください。
ホワイト系 | マット紙(白色度:高) OKマシュマロ(白色度:99.5%) ミラーコート・プラチナ(白色度:82%) |
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オフホワイト・ベージュ系 | サンマット スーパーマットアートポスト(白色度:78%) ※テキスト入稿のみ |
用紙の厚みの選び方
紙の厚みは連量で表しています。連量とはあるサイズの用紙1000枚(1連)あたりの重量を指します。当店では名刺用の用紙として2つの厚み(180kg(薄型)か220kg(標準))をお選びいただけます。紙の厚みは受け取った際の印象が変わります。お渡しする相手にどのような印象を与えたいかでお選び下さい。
標準(220kg) | 高級感や上品な印象を与えます。一般的な名刺ではこちらを選ばれることが多いです。 |
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薄型(180kg) | 軽いため柔らかい印象を与えます。また、かさばらないメリットがあります。 |
当店取扱い用紙一覧
マット紙 おすすめ
マットな仕上がりの落ち着いた印象の名刺用紙です。
つや消しを施した紙で、光の反射が少なく、印刷された文字が読みやすいです。
表面はさらっとした感触で、落ち着いた雰囲気を演出できます。文字情報の多い名刺におすすめ。
用紙の色 | 白(白色度:高) |
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光沢感 | 光沢なし |
紙の厚さ | 標準 220kg(0.3mm) 薄型 180kg(0.22mm) |
OKマシュマロ 高級非コート紙
マシュマロという名のとおり、真っ白で柔らかな質感の高級用紙です。
非コート紙でありながら高い滑らかさを持つ、印刷仕上がりの美しい高級印刷用紙です。
用紙の色 | 純白(白色度99.5%) |
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光沢感 | 光沢なし |
紙の厚さ | 標準 220kg(0.29mm) 薄型 180kg(0.23mm) |
サンマット スーパーマットアートポスト 高級マットコート紙
少しクリームがかったやさしい自然な白色が上品さを演出します。
無光沢なマット調なのでしっとりと落ち着いた仕上りになります。ソフトで上品なイメージの名刺に!
用紙の色 | オフホワイト(白色度78%) |
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光沢感 | 光沢なし |
紙の厚さ | 標準 220kg(0.27mm) 薄型 180kg(0.22mm) |
※テキスト入稿のみ
ミラーコート・プラチナ 表:鏡面コート 裏:コート
表面は写真のような強い光沢がありベタ塗りも綺麗です。裏面は通常のコート紙です。
表面には鏡面加工を施しております。
- この用紙の特性として、鏡面のシアンやマゼンタの強い色は、ややコントラストが弱く(色がうすく)なりがちです。
用紙の色 | 白(白色度82%) |
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光沢感 | 表 強光沢 裏 微光沢 |
紙の厚さ | 標準 220kg(0.27mm) 薄型 180kg(0.22mm) ※テキスト入稿のみ |