【名刺作成ガイド】データ入稿サポート
線幅・ベタ塗り・薄い色の印刷

名刺をデザインする上での最小の線の太さや、塗りについての注意事項です。

線幅・ベタ塗り・薄い色の印刷

線幅(ライン)について

弊社に入稿されるデータで使われる罫線は、最低0.3pt以上(約0.1mm)の設定をしてください。0.3pt以下の罫線は印刷物には表示されない場合がございます。0.3pt以下の線は、細すぎて印刷できない(点線のように表示され印刷できない)恐れがあり、また色付きの罫線を使用される場合はさらに0.7pt以上の設定が必要になります。(薄い色・淡い色の細い罫線は網掛けの点のようになり、印刷されないケースがございます。)

トラブルになりやすい事例として、Illustratorの場合、オブジェクトのカラー設定は『線』と『塗り』の2つがあります。入稿されるデータの中で、線の設定がなく、塗りの色設定で線が作られている場合、画面等では表示されていますが、実際の印刷してみると、細いために再現されない場合があります。

ヘアライン
  • 罫線が『塗り』のみになって、線幅が無効に
    なっている状態(ヘアライン)だと、プリント
    アウトできても印刷の際に再現ができません。
線幅の設定

ベタ塗りについて

グレーや薄いオレンジ、薄いグリーン等のベタ塗りは、非常にムラが発生しやすく、網掛け状に印刷が仕上がってまいります。予めご了承の上ご注文お願い致します。ベタ塗りのご希望の場合は、濃い色目でご指定頂きますようお願い致しております。しかしながら、広い面積のベタ塗りは多面付で印刷する場合、色の違いが目立つ場合がございます。光沢インキを使用している為、マットな仕上がりに関しましては、再現できない場合がございます。(光沢がでる仕上がりになります。)

  • またグラデーション、ドロップシャドウや透明効果などを使った薄い・淡い色のデータに関しても、上記と同様でございます。
  • 市販のインクジェットプリンターでの色校正は注意が必要です!
    (インクジェットプリンターより色が薄くなる場合が多いです。)

市販のインクジェットプリンターで色校正された場合、上記CMYKの認定基準より、濃く印刷されるように設定されている場合が多く、実際ご注文され「思ってたより薄かった」といった事がしばしばございます。特に薄い色をお使いのデータの場合は、実際よりCMYKを10%程濃くして入稿されることをお勧めいたします。

グレースケールや薄い色について

印刷の場合、グレーの部分や薄い色はムラになりやすく、 作成頂きました版下データをモニターでご覧になるのと随分イメージの違った仕上がりとなります。文字だけでなく、オブジェクトやベタ塗りに関しても同様です。

  • グラデーション等の場合、薄い色の階調が鮮明に表現できない場合があります。

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